リスやシマリスがかかる病気は怪我・下痢・不正咬合・肺炎・消化管閉塞消化管閉塞・熱中症・内分泌性皮膚炎・自咬症・子宮蓄膿症とありますが、治療費は数千円でかかる場合もあれば数万円~数十万円かかる場合があります。
数千円であれば手持ちのお金でなんとかなると思いますが、数万~数十万円かかるとなるとためらってしまいますよね。
私も小さい頃リスを飼っていましたが、治療費が高く支払える事ができず治すことが出来ず息を引き取りました。
今でもその時の事を後悔しており、大人だったら何がなんでも助けてあげていたのにと後悔しています。
そんな後悔から同じようにリスを飼っている飼い主さんに役に立ってもらおうとリスやシマリスでかかる治療費に関する記事を書きました。
リスやシマリスでかかる治療費について
動物病院では法律で治療費をはっきりいくらと記載する事は禁止されています。
なので実際に病院に行かないと料金が分かりないという事を前提に読んでいってもらえれば幸いです。
リスやシマリスでかかる治療費の目安料金を記載している病院がいくつかありましたので、それをまとめて一覧にしてみました。
※何度も言うとおり具体的な金額は病院によって異なりますのであくまでも目安として確認ください
初診時 | 500~2,000円 |
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再診時 | 500~1,000円 |
夜間診察時 | 3000~10,000円 |
抗生剤 | 500~1,500円 |
点眼薬 | 500~2,000円 |
爪切り | 300~1,000円 |
歯切り | 300~1,000円 |
消毒 | 300~1,000円 |
処方 | 300~1,000円 |
皮下補液 | 800~1,000円 |
栄養剤 | 500~1,000円 |
糞便検査 | 500~2,000円 |
尿検査 | 500~2,000円 |
エコー検査 | 1,000~2,500円 |
麻酔 | 1,500~5,000円 |
腫瘍除去手術 | 5,000~40,000円 |
子宮蓄膿症手術 | 15,000~50,000円 |
こちらはそれぞれ各項目の料金となりますので、1度の診察なら大した金額になりませんが、軽症だったとしても経過を見たりする為に何度も診察に通わなければいけない場合は数十万、数百万かかる場合があるかもしれません。
リスやシマリスの寿命や病気にかかった時に考えて欲しい事
シベリアシマリスは6年~10年、アルプスマーモットは13年~18年位生きます。
どんな人でも寿命まで健康に生き続けてくれるのが理想でしょう。
しかし遺伝や食事・生活環境によって命に関わる病気にかかってしまったり大きな怪我をしたりする場合もあるでしょう。
軽症だったとしても、放置していれば死んでしまう病気だってあります。
もし治療費が払えなかったとしても、「新しいリスを飼えばいい」なんて消耗品のように扱わないでください。
リスは人間の言葉を話す事ができません。
ですから、あなたがポイ捨てしようとそのまま放置しても何も言ってこないですし文句も言ってきません。
ですから、リスの立場になって考えてほしいんです。
お金はいつでも取り戻す事はできますが、そのリスの命は取り戻す事ができません。
あの時、ちゃんと治療してあげればと後悔しても死んでしまってからでは遅いです。
もちろん、治療費を支払う事によって生活出来ないとなれば話は別ですし、それぞれ理由はあるでしょうから無理に行動する必要はありませんが、治療するにしてもしなかったにしても最後までちゃんと愛してあげてほしいなと思います。
これらの事を踏まえて、リスにとってどうしてあげるべきなのかよく考えてみてくださいね。
リスの治療費が払えない時の対処法
リスの治療費が払えなかった場合にシンプル且つ最もオススメなのが「お金を借りる」です。
お金を借りる事について抵抗のある人もいるかもしれませんが、クレジットカードを使っているもしくは携帯端末を分割で購入しているのであれば借りる事は同じ事ですからここはリスのためにも未来のお金を使いましょう。
友達や家族からお金を借りれるのであればそれに越したことはありませんが、もし不可能なのであれば銀行がオススメです。