クレジットカードやカードローンの返済が遅れていて当分払えそうにありません。それだけではなくどこの支払いがいくら溜まっているのか訳が分からなくなっているので、カードローンのおまとめローンを利用しようと思っています。
そこで質問なんですが何社ものクレジットやカードローンを延滞していても審査は通るのでしょうか?友達、会社、家族にもお金を貸してなんて言えないしどうしたらいいんでしょう・・・
クレジットカードやカードローンは計画的に利用しないと、後々取り返しのつかない事になってしまったり、事故情報として信用情報機関に載ってしまい住宅ローンやカーローンなど他のローン審査が通らなくなったり、返済出来なければ最悪法的回収で強制執行されてしまう場合にまで陥りますから、そうならないように今いくら使っているのか?返済は毎月いくらしなければならないのか?返済日はいつなのか?これらを常に把握し利用するようにしましょう。
で、本題ですがクレジットカードやカードローンで何社も利用していて且つ延滞が滞ってる場合、おまとめローンの審査通過は通常のカードローンに比べて審査が厳しいと言われています。
今回はこのおまとめローンの審査をする前にチェックするべき重要な4つのポイントについてお話していきます。
おまとめローン審査の際に重要な4つのポイント
兎にも角にも、一番大事な事は審査に通す事です。
おまとめローンの限度額や金利も大事ですが、審査が通らなければ意味がありませんし、大体のおまとめローンは通常のローンよりも金利が低く、限度額も高いのでそんな事を気にするよりも審査を通す事だけをまずは考えましょう。
4っのポイントの前に大前提としてお話しておく事があります。
それは審査を通したいからといって嘘をつく事は絶対にNGだという事。
もし嘘がバレてしまえば審査は100%通りませんし、通った後に発覚すれば強制解約されますから後は自力でどうにかするか闇金か自己破産、任意整理するしか方法はありません。
ですから審査では何社借りていて借金がいくらあるのかなどを正直に書きましょう。
それでは審査を行なう前にチェックするべき重要な4つのポイントを説明していきましょう。
事故情報の確認
あきらさんのようにクレジットカードの支払いが1ヶ月遅れた位であればまだなんとかなりますが、3ヶ月以上支払いが延滞されている場合は事故情報として残ってしまいます。また、支払い延滞を通り越して法的回収に回されている場合や自己破産、任意整理のような債務整理を過去にしている場合は5年以上おまとめローンを利用する事は不可能と思って下さい。
自分の信用情報の確認は手数料が少しかかりますが簡単に出来ます。
もし、過去に何かあったのであればまずは一度信用情報機関に確認してからおまとめローンの審査を行ないましょう。
詳しくはこちら⇒審査に落ちた際に、自分の信用情報を確認できる3つの方法!
勤続年数の確認
一般的なカードローンやクレジットカードの利用でしたら3ヶ月以上働いていれば「安定した収入を得ている」と判断される事も多いですが、おまとめローンの場合は少なくとも今の会社に1年以上は働いていないと難しいでしょう。
もし、転職したばかりなどで勤続年数が1年も満たないのであれば別の方法を考えた方がいいかもしれませんね。
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意整理リンク
また、勤続年数だけではなく雇用形態も重要です。
上位であるほどおまとめローンの審査では評価が優位になりますので覚えておきましょう。
- 公務員
- 大手企業社員
- 中小企業社員
- 派遣社員・契約社員
- 自営業・パート・アルバイト
基本本人確認書類は免許証で十分ですが保険証の提示で審査の評価が上がる場合もありますので、時間があれば下記の記事もチェックしておきましょう。
国民健康・社会・共済保険の違いって審査に影響する?
複数社におまとめローンの申込
おまとめローンを利用したい人で、審査を落としてしまう理由で多いのが複数申込(短期間で何社も審査を受ける事)です。
多重申込をすると、申込ブラックといって通れた審査も通らなくなります。さらに半年以上カードローンの審査をしても落とされてしまいますから多くても2社程に絞って申込しましょう。
詳しくはこちら⇒一度に複数のカードローン会社で審査(多重申込)はNG
他金融機関の合計借入件数
おまとめローンに限った話ではありませんが、今あなたが他の消費者金融やクレジットカード、銀行などで何件借入件数があるのかが審査では重要になってきます。
たとえば2社の金融機関で融資額の限度が合計で200万円の場合と、4社の金融機関で融資額の限度が60万円の場合、どちらの方がおまとめローンの審査で有利なのかというと、
前者です。
なぜか、というと後者の4社で合計限度額が60万円だという事は返済実績が殆どなく各社から信用されていないせいで限度額が増額されていない可能性が非常に高いので、
おまとめローンの審査時に返済能力がないから4社も借りているんだなと思われてしまうからです。
では前者の場合はというと、高額なので返済出来るかリスクは少し高くなりますが、2社で限度額が200万円だという事はそれなりに返済実績があったから金融機関に信用され、限度額が増額されたと判断される為、評価は高くなります。
また借りれる限度額以外にも借入件数を気にする金融機関もあります。
消費者金融の借金はおまとめ出来ない銀行もありますから申込する前に申込資格をチェックしておきましょう。
総量規制(年収の3分の1)を超えてもおまとめは利用できる?
消費者金融且つ通常の無担保カードローンの利用であれば、年収の3分の1を超える借入は総量規制の対象となりますので、不可能です。
で、おまとめローンは年収の3分の1以上の借金(利息含め)があっても借りれるか?というと、
問題なく利用可能です。
なぜならおまとめローンが可能である金融機関は殆どが貸金業法の対象外である銀行が行っているからので、年収の3分の1以上借金があってもおまとめローンの利用が出来るんです。
おまとめローンの審査や申込で重要な4つのポイントまとめ
事故情報の確認は大丈夫?
分かっている人も多いと思いますが延滞や貸し倒れや債務整理があるとおまとめローンを受ける事は難しいです。
不安なのであれば信用情報機関に確認したうえで申込・審査を受けましょう。
勤続年数は大丈夫?
1ヶ月2ヶ月しか働いていないとなるとおまとめローンの審査を通すことは難しくなります。
少なくとも1年以上同じ会社で働いてから申し込みする方がいいでしょう。
短期間であってもあなたのその他ステータスによっておまとめローンを利用する事も出来るかもしれないので、諦めずまずは問い合わせしてみるのも手かもしれません。
おまとめローンの複数申込はNG
数打てばどこかの金融機関でおまとめローンを利用出来るだろうと、短期間で複数の金融機関に申込しないようにしてください。
もし、短期間で複数の金融機関におまとめローンの申込をすればその情報が信用情報機関に残り最後に申し込みをした日から約半年間、どこで申し込みしても審査を通すことができなくなってしまいます。
複数の金融機関に申し込みしなければ審査に通せたはずだったのに、、。
なんて事にならないよう、金融機関は多くても2つ位に絞って申し込みするようにしましょう。
借入件数を確認しておこう
重要なのは借入している金額ではなく件数です。
今、金融機関への借入件数が4、5件あるのであれば、なんとかやりくりして、件数を2件、3件位に減らしてから審査した方がいいでしょう。
借入件数が多いと借金をまとめても、返済能力が無いと判断されてしまうからです。
まず自分の借りている借入件数がいくつあるのか確認してから審査を行いましょう。
如何だったでしょうか。
おまとめローンは冒頭でもお話した通り、通常の無担保カードローンの審査よりも厳しいです。
確実に審査を通したいのであれば上記4つのポイントを確認し、万全な体制で申込・審査を行いましょう。
おまとめローンの金融機関はこちら